2020年MLBドラフトまとめ

全体1位指名[DET]
Spencer Torkelson(1B/20歳)
スペンサー・トーケルソンは大学生No. 1打者。ホームランアーティストで、将来はメッツのアロンソのような球界を代表するスラッガーになるとみられている。
通算成績
54本塁打&.337/.463/1.192

 

全体2位指名[BAL]
Heston Kjerstad (OF/21歳)
ヘストン・カースタッドは大学生No. 2外野手。アプローチの荒さは気がかりだが、大柄な体格から放たれる豪快なホームランは魅力的。強打のライトとして期待。
通算成績
37本塁打&.343/.421/1.011

 

全体3位指名[MIA]
Max Meyer(RHP/21歳)
マックス・マイヤーは大学生No.2右腕。最速100マイルを誇るとも言われるフォーシームと今ドラフト最高クラスと評されるスライダーを操る。体格に不安が残るが「小さなエース」として期待。

 

全体4位指名[KC]
Asa Lacy(LHP/21歳)
エイサ・レイシーは大学生No. 1左腕。最速97マイルのフォーシームを高めに、スライダーやカーブを低めに集め空振りを奪う。潜在能力はエース級で、今後の成長も見込まれるため評価が急上昇中。

 

全体5位指名[TOR]
Austin Martin(3B/21歳)
オースティン・マーティンは大学生No. 1野手。コンタクト能力が高く、5ツール選手への成長が見込まれている。3Bの他に内外野全般も守れる能力を有するとされる。
通算成績
14本塁打&.368/.474/1.007

 

全体6位指名[SEA]
Emerson Hancock(RHP/21歳)
エマーソン・ハンコックは大学生No. 1右腕。最速99マイルのフォーシームを誇る本格派エース候補。スライダーなどの変化球の評価も上々で、ドラフト前に評価を落としたが、実力・実績とも本物だ。

 

全体7位指名[PIT]
Nick Gonzales(2B/21歳)
ニック・ゴンザレスは大学生No. 1二塁手。本拠地が打者天国のため大学の成績自体はあまり信用できないが、それでも走攻守兼ね備えた巧打の打者として期待。
通算成績
37本塁打&.399/.502/1.249

 

全体8位指名[SD]
Robert Hassell(OF/18歳)
ロバート・ハッセルは高校生No.3外野手。典型的なコンタクトヒッターで、広角にラインドライブ性の打球を飛ばすことができる。投手としても最速93マイルをマークした。5ツール選手への成長に期待。

 

全体9位指名[COL]
Zac Veen(OF/18歳)
ザック・ビーンは高校生No.1外野手。193㎝/86㎏の立派な体格から、強打を連発する将来性溢れるバッター。将来はベリンジャーのような走攻守揃った大型5ツール選手への成長が期待される。

 

全体10位指名[LAA]
Reid Detmers(LHP/20歳)
リード・デマーズは大学生屈指の技巧派左腕。フォーシームは90〜94マイル前後だが、大きく緩いカーブの評価が高い。コントロールも安定しているため即戦力として期待されている。

 

全体11位指名[CWS]
Garrett Crochet(LHP/20歳)
ギャレット・クロケットは大学生No.2左腕。最速100マイルのフォーシームを誇るが、大学通算防御率4.64とイマイチ。ただ、投手としての素質はあり、エース級レベルにまで開花する可能性も。

 

全体12位指名[CIN]
Austin Hendrick(OF/18歳)
オースティン・ヘンドリックは高校生No.2外野手。パワーに関しては申し分なく、将来は30本塁打を狙える可能性もある。走攻守のツールにおいて平均以上を兼ね備えるが、変化球への対応には課題。

 

全体13位指名[SF]
Patrick Bailey (C/21歳)
パトリック・ベイリーは大学生No. 1捕手。両打席から広角にライナー性の打球を放つ中距離打者タイプ。守備に関しても全般的にスカウトからの評価も高い。
通算成績
29本塁打&.302/.411/.979

 

全体14位指名[TEX]
Justin Foscue(2B/21歳)
ジャスティン・フォスキューは大学生No.2二塁手。パンチ力があり、将来は攻撃型二塁手として期待がかかる。また、コンタクト能力も兼ね備える。サードも守る。
通算成績
19本塁打&.297/.380/.862

 

全体15位指名[PHI]
Mick Abel(RHP/18歳)
ミック・エイベルは高校生No.1右腕。最速97マイルの速球はシュート気味ではあるが、威力十分。また、スライダーやチェンジアップの評価も上々で、ポテンシャルはローテ上位レベルになれる器。

 

全体16位指名[CHC]
Ed Howard(SS/18歳)
エド・ハワードは高校生No. 1遊撃手。守備全般に対するスカウトからの評価が高く、長きにわたりショートに残れる逸材。コンタクト能力はあるがパワーレスとの声もあり、打撃は今後の成長に期待。

 

全体17位指名[BOS]
Nick Yorke(2B/18歳)
ニック・ヨークは巧打の高校生二塁手。MLB公式サイトでは139位にランクインしているため、サプライズ指名となった。

 

全体18位指名[ARI]
Bryce Jarvis(RHP/22歳)
ブライス・ジャービスは技巧派大学生右腕。昨年NYYから37巡目指名を受けた。今シーズンはフォーシームの球威・コントロールともに改善し飛躍した。父親は1998年に中日ドラゴンズでプレーした。

 

全体19位指名[NYM]
Pete Crow-Armstrong(OF/18歳)
ピート・クロウアームストロングはアスリート型の高校生外野手。守備(動画)の評価が高く、将来的にGG賞も狙える可能性も。パワーは課題だが、5ツールプレイヤーへの成長が期待される逸材。

 

全体20位指名[MIL]
Garrett Mitchell(OF/21歳)
ギャレット・ミッチェルは大学生No. 1外野手。高校時代から期待の逸材だが、1型糖尿病を患っている。身体能力の高さを存分に発揮できれば、攻守で面白い存在に。
通算成績
6本塁打&.327/.393/.871

 

全体21位指名[STL]
Jordan Walker(3B/18歳)
ジョーダン・ウォーカーは高校生No.1三塁手。将来的に30本塁打以上も狙えるパワーの潜在能力の持ち主で、スラッガーへの成長が期待される逸材。ただ、アプローチの荒さは課題。守備の評価も高くない。

 

全体22位指名[WSH]
Cade Cavalli(RHP/21歳)
ケイド・キャバリは最速98マイルのフォーシームと80マイル代前半のパワーカーブやスライダーを操る大学生右腕。ただ、過去の故障歴やコントロールに問題を抱えているため、リリーフ転向も視野か。

 

全体23位指名[CLE]
Carson Tucker(SS/18歳)
カーソン・タッカーは巧打の高校生遊撃手。パイレーツのコール・タッカーを兄に持ち、兄弟でドラフト1巡目指名となった。

 

全体24位指名[TB]
Nick Bitsko(RHP/17歳)
ニック・ビツコは高校生No.3右腕。最速97マイルのフォーシームを誇る17歳で、今後の伸び代に大きな期待を寄せられている逸材。カーブの評価が高く、決め球となる。当初は21年ドラフト対象だった。

 

全体25位指名[ATL]
Jared Shuster(LHP/21歳)
ジャレッド・シュースターは最速97マイルのファストボールを誇る大学生左腕。チェンジアップの評価が高く、決め球となる。昨年まで与四球率が5.00前後だったが、今季は大きく改善傾向。

 

全体26位指名[OAK]
Tyler Soderstrom(C/18歳)
タイラー・ソダーストロムは高校生No.1捕手。スカウトからは捕手ではなく打者としての評価が高く、将来的には外野への転向も視野か。ただ、将来は貴重な強打の捕手として大成して欲しい素材。

 

全体27位指名[MIN]
Aaron Sabato(1B/21歳)
アーロン・サバトは怪力自慢の大学生一塁手。188㎝/104㎏の体格から、強烈な打球をレフト方向にかっ飛ばす。守備・走塁とも低評価で、ファースト専門。
通算成績
25本塁打&.332/.459/1.158

 

全体28位指名[NYY]
Austin Wells(C/20歳)
オースティン・ウェルズは打撃が売りの大学生捕手。守備の評価は低く、他ポジションへの転向も視野に。ただ、強打の捕手として貴重な存在になり得る。
通算成績
7本塁打&.357/.476/1.035

 

全体29位指名[LAD]
Bobby Miller(RHP/21歳)
ボビー・ミラーは最速99マイルを誇る本格派大学生右腕。リリーフとしては申し分のない球威と80マイル後半のスライダーを持ち合わせているため、将来はクローザーと見るスカウトもいる。

 

全体30位指名[BAL]
Jordan Westburg(SS/21歳)
ジョーダン・ウェストバーグは長打力が売りの大学生遊撃手。ただ、依然として三振の多さは不安材料。肩の強さと走力を持ち合わせて、ショートに残れる見立て。
通算成績
10本塁打&.285/.385/.831

 

全体31位指名[PIT]
Carmen Mlodzinski(RHP/21歳)
キャメロン・ムジンスキーは最速99マイルのツーシーム系の速球を操る大学生右腕。昨年は左足を骨折したが、ケープコッドリーグでは防御率2.15と好投し評価上昇。コントロールの不安定さが課題。

 

全体32位指名[KC]
Nick Loftin(SS/21歳)
ニック・ロフティンは巧打の大学生遊撃手。ヒッティングツールと守備力はスカウトから買われているが、パワーレスとの指摘がある長打面が課題。
通算成績
14本塁打&.311/.370/.848

 

全体33位指名[ARI]
Slade Cecconi(RHP/20歳)
スレイド・チェッコーニはコントロールに定評がある大学生右腕。193㎝/99㎏の体格から90マイル代半ばのフォーシームをコースごとに投げ分けるコマンドを有する。先発として育成したい投手。

 

全体34位指名[SD]
Justin Lange(RHP/18歳)
ジャスティン・ラングは最速102マイルを誇る豪速球高校生右腕。将来性は非常に高く、育成に成功すればチームのエースとして君臨できる逸材。スライダーを決め球とする。

 

全体35位指名[COL]
Drew Romo(C/18歳)
ドリュー・ロモは守備が売りの高校生捕手。将来、GG賞も狙える逸材で、捕手としての能力以外にもリーダーシップや野球IQの面においても評価されている。ただ、両打ちの打撃は課題があり、改善が必要か。

 

全体36位指名[CLE]
Tanner Burns(RHP/21歳)
タナー・バーンズは完成度の高さが魅力の大学生右腕。フォーシームは最速97マイルで、変化球をコマンド良く投げ分ける。将来は先発3番手候補として期待できるが、将来性は高くないとみられている。

 

全体37位指名[TB]
Alika Williams(SS/21歳)
アリカ・ウィリアムズは守備力が売りの大学生遊撃手。長きにわたり、ショートを任せられるだけの能力を持っている。アプローチは良いが、パワーレスが懸念材料。
通算成績
5本塁打&.300/.383/.782

 

全体38位指名[DET]
Dillon Dingler(C/21歳)
ディロン・ディングラーは大学生No.2捕手。以前はセンターを守っていた経験があるなど、運動能力の高さが売り。課題は打撃にあり、パワーが成長するかが焦点に。
通算成績
12本塁打&.276/.367/.809

 

全体39位指名[BAL]
Hudson Haskin(OF/21歳)
ハドソン・ハスキンは走攻守揃った大学生外野手。平均以上のパワーとコンタクト能力を備える。特に守備・走力の評価が高いとされる。
通算成績
11本塁打&.363/.457/1.069

 

全体40位指名[MIA]
Dax Fulton(LHP/18歳)
ダックス・フルトンは高校生屈指の左腕。フォーシームは88〜90マイル前後で、最速93マイル。198㎝から投げ下ろすカーブは左打者にとってはかなり厄介な変化球に。昨年9月にトミー・ジョン手術。

 

全体41位指名[KC]
Ben Hernandez(RHP/18歳)
ベン・ヘルナンデスはチェンジアップの評価が高い高校生右腕。現状、ファストボールは90〜95マイル程度だが、今後も伸びるとみらている。

 

全体42位指名[TOR]
CJ Van Eyk(RHP/21歳)
CJ・バンアイクはカーブの評価が高い大学生右腕。ただ、フォーシームは最速95マイル止まりで、やや球威不足気味。また、大学通算与四球率は4.2とコントロールの面においても課題が残る。

 

以下、注目・有力選手のみ紹介

 

全体44位指名[PIT]
Jared Jones(RHP/18歳)
ジャレッド・ジョーンズは最速99マイルのファストボールを誇る高校生右腕。速球はショート気味だが、威力十分で打者を追い込む。ただ、コントロールが荒れ気味のため先発適性には疑問符。

 

全体46位指名[COL]
Chris McMahon(RHP/21歳)
クリス・マクマホンは最速98マイルのファストボールを誇る大学生右腕。膝の怪我もあったが、順調に先発投手として成長した。変化球ではチェンジアップの評価が最も高く、先発として期待がかかる。

 

全体47位指名[CWS]
Jared Kelley(RHP/18歳)
ジャレッド・ケリーは高校生No.2右腕。最速98マイルのフォーシームは威力抜群で、打者をねじ伏せる。決め球はチェンジアップ。投手としての素質は間違いなく、将来のエース候補として期待できる。

 

全体51位指名[CHC]
Burl Carraway(LHP/21歳)
バール・キャラウェイは最速98マイルを誇る大学生左腕。大学では主にリリーフとして活躍し、通算奪三振率15.6をマークした。93〜96マイルのフォーシームと切れ味鋭いカーブで打者を抑え込む。

 

全体52位指名[NYM]
J.T. Ginn(RHP/20歳)
JT・ギンは2018年ドラフトでドジャースに1巡目指名された最速97マイルを誇る大学生右腕。91〜95マイル前後のツーシームで被本塁打を抑え、スライダーで空振りを奪う。今春にトミー・ジョン手術。

 

全体54位指名[STL]
Masyn Winn(RHP/SS・18歳)
メソン・ウィンは最速98マイルの速球を誇る高校生右腕。MLB公式サイトは04年全体1位指名のマット・ブッシュを比較対象として引き合いに出している。二刀流として育成したい逸材。

 

全体55位指名[WSH]
Cole Henry(RHP/20歳)
コール・ヘンリーは最速96〜97マイルの速球を誇る大学生右腕。速球の平均は90〜94マイル程度だが、大きく縦に割れるカーブは一定の評価が与えられている。また、同変化球のコントロールも上々。

 

全体56位指名[CLE]
Logan Allen(LHP/21歳)
ローガン・アレンは大学生屈指の技巧派左腕。90マイル前後のフォーシームは最速93マイル止まりで、将来性は高くない。ただ、コントロールは安定しているため堅実な先発投手として期待。

 

全体62位指名[DET]
Daniel Cabrera(OF/21歳)
ダニエル・カブレラは打力が売りの大学生外野手。巧打・長打・選球眼をバランスよく兼ね備える。両翼の選手のため、打撃で結果を残し続けることが求められる。
通算成績
22本塁打&.305/.392/.910

 

全体66位指名[LAD]
Clayton Beeter(RHP/21歳)
クレイトン・ビーターは最速98マイルのフォーシームを誇る大学生右腕。今年から先発に転向し、4試合の登板ながら奪三振率14.1/与四球率1.7と好成績をマークした。カーブやスライダーも上々。

 

全体80位指名[SD]
Cole Wilcox(RHP/20歳)
コール・ウィルコックスは196㎝/105㎏の大柄な体格から最速100マイルのツーシームを投げ込む本格派大学生右腕。コントロールは依然として課題だが、今シーズンは改善傾向がみられた。

 

全体87位指名[PHI]
Casey Martin(SS/21歳)
ケイシー・マーティンはパワーとスピードを兼ね備えた大学生遊撃手。ただ、三振の多さが課題で改善の傾向もみられていない。センターラインには残れるとの評価。
通算成績
30本塁打&.310/.389/.931

 

全体89位指名[BOS]
Blaze Jordan(1B/17歳)
ブレイズ・ジョーダンは高校生No. 1一塁手。以前から飛び抜けたパワーの持ち主として世間から注目を浴びてきた逸材だったが、評価は下落。守備力の低さと穴の多い打撃が課題とみられている。

 

全体117位指名[CHC]
Luke Little(LHP/19歳)
ルーク・リトルは最速105マイルの速球を誇る超豪腕大学生左腕。コントロールに難はあるが、圧倒的な球威で打者をねじ伏せていく。203㎝/108㎏と大柄な点も魅力。人類最速を更新する日も近いか。

 

全体143位指名[CIN]
Joe Boyle(RHP/20歳)
ジョー・ボイルは最速102マイルの速球を誇る剛腕大学生右腕。大学通算与四球率が12.0と手に負えないほどのコントロールの悪さ。ただ、ロマン溢れる投手であるのは間違いない。

 

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