マチャド、ラモス、メリフィールドのトレード移籍情報

2018年のデッドラインまで3週間を切ったこともあり、メジャー各球団のトレード動向が騒がしくなってきた。

 

7月に突入する前にマリナーズがレイズからセットアップマンのアレックス・コロメ、ベテラン外野手のデナード・スパン、ナショナルズがロイヤルズからクローザーのケルビン・ヘレーラを獲得するなど早期の補強もあった。

 

【デッドラインまでに放出される可能性が高いマチャド、ラモス、メリフィールドの移籍情報】

 

●BAL:マニー・マチャド(SS)

今夏のトレード戦線の目玉は遊撃手としてオールスターにも出場するオリオールズのマニー・マチャドだ。勝率.300にも満たないチームにとって今シーズン終了後にFAとなるマチャドを留めて置くメリットはほとんどなく、放出されることは決定事項と言える。

すでに争奪戦はスタートしており、7球団(ドジャース、ダイヤモンドバックス、ブルワーズ、フィリーズ、ブレーブス、インディアンス、カブス)ほどがオリオールズに対しトレードオファーをした。特にマチャド獲得に熱心なのはヤンキースとドジャース、ブルワーズ、フィリーズとみられている。ヤンキースは現在地区首位のレッドソックスと3.5ゲーム差をつけられているため、先発投手の補強も含め投打の戦力アップを狙っている。オリオールズに対し「強力なオファー」をしたとレポートされている。ただ、有望株左腕のジャスタス・シェフィールドや若手外野手のクリント・フレイジャーらはオファーの中身に含まれていない模様。

しかし、オリオールズは交換要員として全体トップ100に入るようなエリート有望株投手を求めている。そのためヤンキースがシェフィールドを放出する場合はマチャドの他にケビン・ゴースマンやザック・ブリットンが絡む大型トレードになる可能性がある。

また、Ken Rosenthal氏のレポートによるとフィリーズがオファー内容を増やしたとのことで、トレード交渉はさらにヒートアップしている状況にある。

マチャドの移籍先はヤンキース、ドジャース、フィリーズが有力で、ブルワーズ、ダイヤモンドバックスも候補にまだ残っているようだ。

 

●TB:ウィルソン・ラモス(C)

ラモスは今季OPS.829&14本塁打と絶好調でオールスターにも出場することが決定した。今オフにFAとなるため放出話が浮上しており、すでにナショナルズやアストロズが接触している。

同じく放出話があるマーリンズの正捕手JT・リアルミュートも魅力的な獲得候補だが、多くの交換要員を必要としているため捕手の補強を模索している球団が敬遠し始めている。そのため、ラモスを取り逃がした球団がリアルミュート獲得に乗り出すことになるだろう。

 

ワールドシリーズ2連覇を狙うアストロズにとって正捕手のブライアン・マッキャンの離脱は痛く、現在マックス・スタッシが主にマスクをかぶっている。スタッシは今季OPS.804&7本塁打と開幕前の期待度と比較すると素晴らしい成績をマークしている。ただ、経験不足の不安や2番手捕手がティム・フェデロビッチなのは心細い。マイナー組織が充実していることもありラモスの移籍先の本命と予想される。

 

ラモスは16年までナショナルズでプレーしていたため古巣復帰もあり得るが、現在地区3位&勝率.505と多くのスター選手を抱えながらも苦戦した戦いが続いている。そのためアストロズとの争奪戦が始まった場合は手を引く可能性もある。

 

 

●KC:ウィット・メリフィールド(2B)

メリフィールドは再建中のロイヤルズにとって数少ない魅力的なトレード候補になる。その理由としては保有期間が22年まで残っており、調停権もまだ有していない。また今季OPS.803をマークし、ユ―ティリテ―性も備えている。

 

フィリーズやブルワーズなど再建を終了した球団から興味を示されいる一方、メリフィールド自身はロイヤルズとの長期契約を希望している模様。ただ、ロイヤルズはトレード候補となる選手が少ないうえにマイナー組織も充実していないため、長期契約よりトレードで放出し有望株を獲得した方が将来のチームにとってはプラスになる。

フィリーズやブルワーズはマニー・マチャドを取り逃がした場合、メリフィールド獲得に本格的に乗り出す可能性がある。