ヤンキースがオリオールズのザック・ブリットンをトレードで獲得し、最強のリリーフ陣が完成!

ヤンキースがトレードでオリオールズからザック・ブリットン(LHP)を獲得した。

 

NYY

ザック・ブリットン(LHP)

 

BAL

ディロン・テイト(RHP)

コディ・キャロル(RHP)

ジョシュ・ロジャース(LHP)

 


 

●NYY視点:元セーブ王の獲得により球界最強のリリーフ陣が完成することに!

 

ザック・ブリットン L/L 30歳

16試合(1勝ー0敗)15.2回 防御率3.45 13奪三振 10与四球 1被本塁打

今オフにFA予定&今季年俸1200万ドル

 

先発陣の補強を優先するとみられていたヤンキースが14~16年に計120セーブを挙げた球界屈指の剛腕リリーバーであるブリットンをブルペンに迎い入れた。昨年オフの当初はトレード候補の1人だったが、12月にアキレス腱を断裂し長期離脱を余儀なくされた。先月復活し防御率3.45とまずまずの成績をマークしているものの、故障明けとあって以前のような投球ができるか今後も注視していく必要がある。そのためヤンキース側も獲得前に念入りにブリットンの健康状態などを調査したと思われる。

 

すでにアレックス・コロメ、ケルビン・ヘレーラ、ブラッド・ハンド、ユーリス・ファミリアなどクローザーが絡むトレードが次々と成立しているように、今夏のトレード戦線では先発投手よりリリーフ投手の方が人材が豊富な状態だ。

そのため投手陣の底上げを狙っていたヤンキースもリリーフ陣を補強することにより課題の先発陣をカバーするオプションを選択したとみられる。今後も先発陣の補強を模索するとのことだが、どこまで質の良い先発投手を獲得できるか不透明な状況だ。

 

ブリットンの加入によりチャップマン、ベタンセス、ロバートソン、グリーンと並びクローザーレベルのリリーフ投手が5人揃う最強の布陣となった。負担は掛かるが5イニング目からグリーンを投入しクローザーのチャップマンまで1イニングずつ投げることにより試合が決着することになる。レギュラーシーズンでは見ることはできないかもしれないが、ポストシーズンではあり得るプランだろう。

 

 

 1 アロルディス・チャップマン

 2 ザック・ブリットン

 3 デリン・ベタンセス

 4 デビッド・ロバートソン

 5 チャド・グリーン

 6 ジョナサン・ホルダー

 7 アダム・ウォ―レン

 

 

●BAL視点:マニー・マチャドに続き主力選手を放出し、完全な再建モードに移行

 

ディロン・テイト R/R 24歳

2A

15試合(5勝ー2敗)82.2回 防御率3.38 75奪三振 25与四球 7被本塁打

ディロン・テイトは2015年ドラフト1巡目(全体4位・契約金420万ドル)でTEXに入団した先発投手。16年夏にカルロス・ベルトランとのトレードでレンジャーズからヤンキースに移籍。ドラフトでは大学生投手として最初に名前が挙がったほど期待されたが、プロ入り後若干伸び悩んでいる。

 

コディ・キャロル R/R 25歳

3A

32試合(3勝-0敗)41.2回 防御率2.38 55奪三振 18与四球 0被本塁打

2015年ドラフト22巡目(全体663位・契約金7万ドル)でNYYに入団したリリーフ投手。今季3Aで防御率2.38と好投していて、メジャー初昇格は目前で投手陣の層が薄いオリオールズでは積極的に起用される可能性がある。

 

ジョシュ・ロジャース L/L 24歳

3A

19試合(6勝ー8敗)109.1回 防御率3.95 83奪三振 29与四球 13被本塁打

ジョシュ・ロジャースは2015年ドラフト11巡目(全体333位・契約金48万5000ドル)でNYYに入団した先発投手。今季3Aで19試合に先発し防御率3.95と好投していて、キャロルと同様メジャー初昇格は目前か。来季オリオールズの先発ローテ候補の1人。

 

先日マニー・マチャドを1対5のトレードでドジャースに放出したのに続き、3~4年程クローザーとしてチームを支えポストシーズン進出にも大きな役割を果たしたブリットンも1対3のトレードでヤンキースに放出した。

 

交換要員として獲得した3人は全員2A以上でプレーしている即戦力の有望株投手で、来季の戦力候補になれる。

 

今後も(今オフも含め)主力の放出が続くことになるのは確実で、すでに先発のケビン・ゴースマンとディラン・バンディには複数球団(ヤンキース・カブス・ロッキーズなど)が興味を示している。また今オフにFAとなるアダム・ジョーンズにはインディアンスなどが興味を持っている。

メジャーレベルにいるほぼ全ての選手が放出の対象となっていて、今夏のトレード戦線で何人もの有望株選手を獲得できるかも注目の1つになるだろう。