プレーオフ中に各球団の不正疑惑が浮上!人身売買・松ヤニ・サイン盗み

現在プレーオフ真っ只中のメジャーリーグだが、各方面で球団による不正疑惑が浮上している。今後のMLB機構の調査次第では昨年のブレーブス問題と同様に球界に衝撃が走るかもしれない。

今回不正疑惑が浮上している球団は、ドジャース・レッドソックス・アストロズの3球団だ。

 

①ドジャース関係者による人身売買疑惑

先日、数年前にドジャース関係者がキューバなどの中南米で人身売買に関わっていたとのことでFBIなどが捜査していることが報じられた。そのドジャース関係者として17年まで同球団のファーム・ディレクターを務めていた現フィリーズ監督であるゲイブ・キャプラー氏の関与が疑われている。今回の問題は恐らく中南米の現場スカウトやスタッフが、捜査の対象になる。人身売買の仲介役はマフィアであることが一般的のためどのような関係があったのかも注目だ。ドジャースの編成部門は2015年時点でこの問題を把握していた可能性があり、14年オフに編成トップに就任したアンドリュー・フリードマン氏がこの事実をいつ知り、内部でどのような処理をしていたのかも注目を集めるだろう。

 

②レッドソックスのリリーフ投手が松ヤニの使用疑惑

アストロズ対レッドソックスのリーグ優勝決定シリーズ第2戦でリリーフ登板したレッドソックスのマット・バーンズ(RHP)が不必要に左手の腕を触る光景があり、松ヤニを使用しているのではないかとの声が浮上した。アレックス・コーラ監督は記者会見で「いつも10月になるとこのようなビデオが出てくる」と発言した。

 

③アストロズ関係者によるサイン盗み疑惑

アストロズ対レッドソックスのリーグ優勝決定シリーズ第1戦の試合中に、アストロズの関係者と思われる男性がレッドソックスのダグアウト近くで携帯を使用しサインを盗んでいた疑いが浮上した。また、インディアンスとの地区シリーズ戦でも同様の不審な行動をしていたとのこと。

 

 

ドジャースに関しては人身売買疑惑の他に、2015年に球団傘下のマイナーリーガーがホテルの従業員に性的暴行を加えていたことが発覚した。しかし、この件は被害者が警察に告発することを望まなかったため事件沙汰になることはなかった。ドジャース関係者によると「刑務所に入らずに済んだことは幸いだった。」とのこと。これだけでも相当な問題だが、この後のドジャースの問題の処理について疑問が浮上している。

問題の数ヶ月後、ドジャースはその選手をリリースした。しかし、その選手はすぐにこの問題を知らない別の球団と契約合意に至ったとのこと。犯罪として告発されていないため選手の身元は明らかにされていない。今後このような事案が発生した場合に、MLB全球団が情報共有できるようなシステムが必要だろう。

 

レッドソックスやアストロズの問題は以前にもメジャーでもあったため罰金程度の処分で片が付くだろうが、ドジャースは前代未聞の不祥事になり得る事案のためそれなりの処分が下る可能性がある。特に隠蔽体質(問題を明らかにしなかったこと)や、組織ぐるみでの不正が事実ならば今後アマチュア選手の供給が一時的に途絶えることも覚悟して置くべきだろう。

 

参考記事

Exclusive: The Evidence That Persuaded U.S. Department of Justice to Investigate MLB Recruitment of Foreign Players

 

Dodgers Were Told Player Sexually Assaulted a Maid. They Kept Quiet. He Stayed in Baseball.

 

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