広島カープが中村奨成を1位指名へ

10/14 広島カープが今ドラフトで広陵の中村奨成捕手(R/R)を1位指名することで決定したようです。

 

同球団は2年連続でリーグ優勝を果たすなど黄金期を迎えていて、その最大の成功の要因は「育成力」を重視したチーム作りです。

中村は今夏の甲子園で大活躍したこともあり高校生野手BIG3(清宮・安田・中村)の一人としてスカウトからは高評価を得ています。その一方、レベルの高い投手相手のU18で大苦戦していた打撃が気がかりです。

ドラフト前に「中村を1位指名する」と公言したのは単独1位指名で獲得したいという思惑があり他球団を牽制する狙いがあったとみられます。

 

広島は全体有望株ランキング1位にランクインしていてまた2017年度ファーム最優秀野手に輝いた16年ドラフト4位の坂倉将吾捕手を保有していて、中村とポジションが重なります。そのため中村を獲得した場合どちらかを将来的に他のポジションに転向する可能性が出てきます。

中村は能力の高い選手のためショートやサードに転向するプランも出ていますが、捕手ではなくなると魅力が減ります。

 

カープの今後の最大の課題は18年シーズン終了後に国内FA権を行使しFAとなる可能性のある丸佳浩外野手(28歳)の残留交渉です。

昨年オフにFAとなり巨人と推定5年15億円の契約を結んだ陽岱鋼や同じオフにFAとなり阪神と推定4年18億円の契約を結んだ糸井嘉男より丸の方が大型契約になる可能性が高く、もしFA市場に出れば5年20億円並の契約を得ると予想されます。広島側がこれだけの大型契約を丸に対して提示する可能性は低そうです。残留の可能性があるとすれば丸本人がカープに愛着を持っていてこの球団で生涯プレーしたいと思う気持ちがあるかどうかです。

移籍先としては阪神、巨人、オリックス、ソフトバンクなどが有力でしょう。

 

もし丸が他球団に移籍となると広島にとっては大きな戦力ダウンとなるのは間違いなく、その穴を埋めるような外野手は現在球団内有望株ランキング5位の高橋大樹(23歳)のみとなっているため早急に手を打っておかなければ戦力は維持できなくなります。

 

オススメ選手!

今ドラフトで即戦力外野手として期待が掛かるのは東北福祉大の楠本泰史選手です。2017年ドラフト大学生野手ランキング(17年8月版)では1位にランクインしていて、また2017年度大学生最優秀野手にも輝いています。丸佳浩ほどの実力はないもののレギュラーレベルになれる逸材です。

また社会人外野手では打撃が魅力の日本通運の北川利生や日立製作所の菅野剛士がいます。(2017年ドラフト候補社会人野手ランキング

 

参考:NPBドラフト